KCCはこのたび、特別企画「求人広告の裏側に迫る。広告は真実を語っているのか」をスタートさせました。求人広告の制作に長年携わってきたからこそわかる、求人広告の「裏側」をご紹介すると共に、求人広告のよくある疑問、しかし、なかなか表に出ることのない「真実」を解き明かしたいと思います。求人広告については、さまざまなことがまことしやかに語れています。その多くが、噂話の領域を出ず、また、ほとんどが自らの(数少ない)体験を基にしています。体験したことは真実には変わりありませんが、ほんの数回の体験を一般的な事象として扱おうとするのは無理があるでしょう。
本企画では、長年にわたり求人広告の制作の現場にいた制作者が、数千・数万回の取材、クライアントとのやり取り、実際の制作などを通じて知り得たことをお伝えします。世の中に似た会社はあっても同じ会社はありません。同じ職種の募集をしても背景はそれぞれに異なります。その意味で、同じ「裏側」はないわけですが、数々の求人広告が作られていく過程を実体験しているのですから、表に裏にも豊富な理解があり、そこで得た知見は十分に確からしい「真実」であると理解されるはずです。
第一回目の今回は、求人広告の「年収例」を取り上げます。転職ではとりわけ収入が注目され、収入が一定の条件をクリアしているのを確認して初めて求人広告の全体を見るケースもあるでしょう。それほどまでに注目される年収例ですが、一見すればただの数字です。あの数字はどのような意味を持つのでしょうか。そもそも果たして信用に値する記載なのか。
本編はインタビュー形式でお送りします。肩の力を抜いた解説・表現となっていますので、ぜひお気軽にご笑覧ください。